リデュースと低用量ピルの併用はOK?飲み合わせは?

 

  1. 低用量ピルを使っているけど、太ってきたのでリデュースを使いたい。
  2. リデュースを服用していたけど、ピルを飲む必要が出た。

 

女性の場合、↑のような理由から、リデュースと低用量ピルの併用・飲み合わせについて気になる人は多いかもしれません。

 

ここで、リデュースと低用量ピルの相性を見ていきます。

 

明確に併用注意なわけではない

 

医薬品の併用・飲み合わせについては、明確に「併用禁忌(併用NG)」や「併用注意(慎重な併用が必要)」に指定されている組み合わせがあります。例えばリデュースの場合、SSRI(抗うつ薬)は併用禁忌に指定されており、絶対に併用できません。

 

→併用禁忌の薬はある?

 

ただ、リデュースとピルについては併用禁忌・注意の指定はなく、その点では特に問題ない飲み合わせと考えることができます。

 

また、心配なのがリデュースによってピルの効果が薄れたり、なくなったりすることです。

 

経口避妊薬による排卵の抑制は、シブトラミンによって阻害されなかった。クロスオーバー試験では、ステロイド性経口避妊薬を服用していた12人の健康な女性ボランティアが、1週間にプラセボを、8週間にわたってシブトラミンを15mg投与した。臨床的に有意な全身相互作用は観察されなかった。従って、経口避妊薬を服用している患者が同時にシブトラミンを処方される場合には、別の避妊薬予防措置の必要はない。
参考ページ:Meridia (Sibutramine Hydrochloride) - Drug Interactions, Contraindications, Overdosage, etc
※シブトラミンはリデュースに含まれる食欲抑制成分のこと

 

↑をみると、実験上ではピルの効果を薄めたりすることはないようです。(もちろんピル自体の効果が確実ではないので避妊に失敗する可能性はあります)

 

以上から、リデュースとピルを併用しても、お互いの効果を消したりといったことは考えにくいです。

 

併用のリスクはある

 

リデュースと低用量ピルを併用しても、お互いの効果を消さないとはいえ、何もリスクがないわけではありません。最もあり得るリスクが、副作用の重複による体の変調です。

 

低用量ピル 血圧上昇、血栓症などのリスクがある。
リデュース 血圧上昇、生理不順などのリスクがある。

 

↑は、低用量ピルとリデュースの副作用のうち、似た部分をピックアップした表です。お互いに血圧関連の症状があるので、重複することによって血栓などができやすくなったり、生理不順・不正出血などの可能性がアップすることが考えられます。

 

また、低用量ピルは肥満の女性の場合血栓ができやすいため、慎重投与扱いとなっています。リデュースの服用を検討するということは、肥満に該当する可能性があるため、そもそもピルが服用できないケースもあるのです。

 

すでに解説したように、リデュースとピルは併用注意扱いとはなっていません。しかし、まず併用によって血栓症などのリスクがあること。そしてそもそもピルが服用できる状態ではない可能性があること。以上を考慮すると、飲み合わせとしては悪いと考えたほうがよいでしょう。

 

どうしても低用量ピルが必要なら、リデュースはやめてピルを優先し、その上で医師に相談してピルを服用できるかどうか判断してもらうようにしましょう。

関連ページ

持続時間・半減期は?用事があるときは何日前から服用をやめる?
リデュースの持続時間について解説しています。さらに、リデュースの持続時間から、用事のある日はどうふるまえばいいのかもご紹介します。
食事量の多いときだけ飲むのでOK?
リデュースは継続するものなので、たくさん食べるときだけ飲むというものではありません。空腹時に飲むのが基本なのでピンポイントで使用するのには向きません。
ゼニカルとの違いは?
リデュースとゼニカルはジャンルとしてはダイエット系医薬品ですが、内容は全く異なります。ゼニカルは脂肪排出が目的ですが、リデュースは食欲抑制剤となります。
海外でも購入可能?
リデュースは確かに海外で購入できる場合がありますが、さまざまな注意点があります。薬事法にひっかかってひどい目に合うこともあるので気を付けましょう。
停滞期の対策として利用してもいい?
すでにダイエットをしていたが、停滞期に入ったのでリデュースを使いたいという人もいるでしょう。ここではリデュースを使ったらどうなるかを解説します。
アルコールと併用して大丈夫?お酒との相性はどう?
リデュースを服用している最中に、アルコールを飲むのはあまりおすすめできません。アルコールの鎮静作用が増強される恐れがあるほか、ダイエットの成功率が下がる可能性があるからです。そのため、リデュースをお酒の相性はあまり良くありません。
効かなくなった!原因・対策はある?
リデュースを服用していると、ある時「効かなくなった!」という状況になることがあります。その原因と対策方法を解説します。
うつ病になったり、悪化したりすることはある?
リデュースの副作用の中には、「うつ病」というものがあります。そのため、服用中にうつ状態になる可能性はあります。またすでにうつ病を発症している人の場合、リデュースの服用には細心の注意が必要です。
眠れない、寝れない!不眠症対策で睡眠薬を飲んでもいい?
リデュースの副作用の中には、「不眠症」があります。そのため、服用することで眠れない・寝れないといった状態になる可能性があります。その際、睡眠薬を飲んでもいいのかどうかも含め解説します。
カフェイン飲料(コーヒー・お茶など)を飲んでも大丈夫?
リデュースには、不眠などの副作用があり、「カフェイン(コーヒーなど)を飲んでもいいのかな」と不安になる人もいるでしょう。飲んでもいいケース・悪いケースについて解説していきます。
運動したほうがいいの?リバウンド対策になる
リデュースを服用すると食欲抑制効果によって確かに痩せることは多いです。しかし、いつまでも服用できるものではないので、運動を併用することでダイエトをし、リバウンドを防ぐことも重要です。ただ、リデュースの副作用として「息苦しい」などの症状があるときは、運動は要注意です。
血液検査に影響ある?ドーピング扱いされない?
リデュースを服用することによって、血液検査にどう影響するかを見ていきます。また、リデュースがドーピング扱いされるかどうかについても知っておきましょう。
脱毛や抜け毛につながる可能性はある?
「リデュースを服用すると髪の毛が抜けるのでは?」と心配になる人もいるようです。ここではリデュースと抜け毛の関係を解説します。
肌荒れが出る可能性は?栄養不足にも注意
リデュースを服用することによって、にきびなどの肌荒れが出る可能性は否定できません。また、食欲抑制効果によって栄養が不足気味になり、肌荒れが出る可能性もあります。
むくみやすくなることはある?
リデュースによって、手足などがむくみやすくなる例がわずかながらあるようです。対策方法などを合わせて解説します。